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Who is "C"? [繰言]

(@_@‐ ) JASRACの作品データベースJ-WIDにアーティスト名が「初音ミク」で登録されてしまった件について
       ドワンゴミュージックパブリッシング(DMP)社がクリプトン社その他関係者に謝罪してる(※1)(※2).
( ‐@_@) 「作家名+featuring初音ミク」とするのがクリプトン社とのお約束.DMPの登録手違いか.
(@_@‐ ) 手違いなら仕方ない.無許諾で着うた配信したことが発覚(※2).あらら・・.
( ‐@_@) でも,個人的に一番笑えないのは,クリプトン社のこの見解(12月19日 00:46)

       『CGMの「入り口」として「ピアプロ」サイトを構築してますが、
       どうやら「出口」もしっかり用意せねばならない気がしてきました。』

(@_@‐ ) 「出口」のない入り口だけ作って人を集めたことに今頃気づいたのね・・
       なんでCGMなのに全部自社で用意しようとするのか・・理解不能.
( ‐@_@) 開設時からビジョン無し.規約上,二次創作されたら一次創作者が権利を失い二度と戻らない
       その「出口」はクリプトン社の独擅場の他ならない.メディアが担う功罪の両方を背負う覚悟があるのかね?
(@_@‐;) 本当にCrypton Generated Mediaになりそうだね・・.
       ・・てか,そもそも「みくみくにしてあげる♪」はピアプロと直接関係ないのでは・・?

( ‐@_@) DMPは「みくみく♪」の作者が個人であってレコード会社ではないという配慮が足りない.
       だから以前に繰言したでしょ,創作者は自分の権利をレコード会社に丸投げする
       第2世代的な思考のままでは損をするって.無頓着にニコ動を使うことも然り
(@_@‐ ) そのへんについては,むしろC社でもD社でもJ協会でもなく,
       ニコ動やボカロイドのユーザ,Consumer や Creator の間で議論が交わされること.
       実はこれが一番大切なことなんじゃないのかな.
( ‐@_@) 問題と経験を共有して色々と学ぶ.議論のために権利関係の基礎知識も広まる.
       「入り口」と「出口」が作られることを期待して待つなんて馬鹿げている.
       これ以上,皆が実践的に取り組む機会を奪わないでほしいな.
(@_@‐ ) 思いつきでもいいからこういう議論が成長してほしいものだね.
       「出口」に関しては解釈が異なるところだけど.

P.S.
※1
(12/21) クリプトンの見解DMPの見解(※2)が表明されている.
作曲者とDMPの間の契約交渉に,クリプトン指定の権利代行会社が割り込んだことが災いしている.
契約の確認が甘いDMPに非がある.そして,クリプトンの「欲」が仇になった.
ピアプロの利用規約といい,クリプトンが創作物の運用にまで口出ししたいという欲は明白.
周辺の会社と利害が衝突するのは必然.結局,迷惑を受けるのは創作者たちである.
C社に悪意はないのだろうけど,CGMだのピアプロダクションだの言うから,人々が騙されたままだ.

※2
(12/28) DMP側は泥仕合時のブログ記事を削除した模様.無かったことにしようとする姿勢に見えるが,そもそも このような記事を出すこと自体が過ちであるC社もD社も.

(12/21,18時) 12/21昼頃にC社のブログに書き込んだら,私SaHKaはまた検閲削除を食らった模様.
書いた内容は,
> 「これって、歌うソフトじゃないんすか?なんで、配信にソフトの製作会社が間にはいるのかがわからんのだが。。」
> 「独占配信の許諾権というのはクリエイター様でなく御社が有するものなのですか?」
> 「配信云々にクリプトンが口出ししているのは何故?好ましくないって何の話?
> 結局、問題になっていたのはJASRACへの登録データに”初音ミク”の名前が入っていたことだけじゃないの?」
という既出のコメント3つを引用した後に,
「それはクリプトン社が独占したいから.ピアプロの利用規約にもそう書いてある.」という旨.
これまでのところ,書き込み4回,削除2回の5割.個別の連絡もなし.そういう会社ということか.

(12/21,19時) 大人気ない.アジとしてなら効果高いけど.少なくともコミュニティを維持する器じゃない.

(12/25,19時) C社とD社の共同コメント.やっと「当たり前」の行動と考え方に落ち着きましたね.
CGMについて,ニコの危険性も,C社の欲も,利用者の意識向上と学習の意義も,前々から私が全部ここに書いていたこと.
でも,別に私に先見の明があったからではない.7年程前に経験していただけのこと
CGMとかピアプロダクションとか呼び方が違っていても,本質的に同じことが7年前に存在していたことの証左.


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